お知らせ

第68回『鍼灸と西洋医学の統合療法の可能性』

近年、鍼灸と西洋医学を組み合わせた統合療法が注目を浴びています。
それぞれの治療法が持つ長所を組み合わせることで、より効果的な治療が期待されるのです。

鍼灸治療は、東洋医学の基礎である経絡やツボを刺激することで、身体のエネルギーの流れを整え、自然治癒力を高める効果があります。
一方、西洋医学は科学的な診断や治療方法を用いて、病気の原因やメカニズムにアプローチします。
これらのアプローチを組み合わせることで、相乗効果が生まれ、病気や症状への総合的なアプローチが可能になります。

鍼灸と西洋医学の統合治療には、以下のような可能性があります。

疼痛管理
鍼灸は神経系の調整や筋肉の緊張緩和に効果があり、痛みの軽減に寄与します。
痛みに悩む患者さんにおいて、鍼灸を西洋医学の治療と組み合わせることで、より効果的な疼痛管理が可能となります。

ストレス管理
鍼灸はリラクゼーション効果があり、ストレスの緩和に役立ちます。
ストレスは様々な病気の原因となることがありますが、鍼灸を組み合わせることで、心身のバランスを整え、ストレスの軽減に寄与します。

総合的な治療効果
西洋医学の検査や薬物療法による治療と鍼灸治療を組み合わせることで、慢性疾患や症状の改善に効果的なアプローチが可能です。
例えば、鍼灸の血流促進効果は、西洋医学の薬物療法と相乗効果を発揮することが期待されます。
また、鍼灸の経絡やツボの刺激は自律神経の調整にも関与し、心身のバランスを整える効果があります。
これにより、西洋医学の治療と組み合わせることで、総合的な治療効果を得ることができます。

2025年度より仙台赤門短期大学に「鍼灸手技療法学科」が新設され、鍼灸治療の基礎から応用まで幅広い知識と技術を学ぶことができます。
東洋医学と西洋医学の統合治療は、両者の長所を活かし、患者さんの健康と福祉に寄与する可能性があります。

また、仙台赤門医療専門学校と姉妹校である仙台赤門短期大学の教職員が主体となり日本伝統医療看護連携学会を設立しました。
そのような多職種連携について在学中より触れ、学び、将来の医療の一翼を担う人材の育成に取り組んでいます。

仙台赤門短期大学「鍼灸手技療法学科」はこちら

第67回『鍼灸の歴史と効果について知ろう』

鍼灸は、東洋医学の一部として古来より広く利用されてきた治療法で、数多くの人々に健康と癒しをもたらしてきました。
本コラムでは、鍼灸の歴史とその効果についてご紹介します。

鍼灸の歴史は非常に古く、紀元前から中国で始まったとされています。
中国の古典医学書である『黄帝内経』には、鍼灸に関する記述が確認できます。
それが次第に日本へと伝わり、現在では世界的にも広く認知され、使用されています。
鍼灸は、経絡と呼ばれるエネルギーが流れるルートに鍼や灸を用いて刺激を与えることで、身体のバランスを調整し、健康の向上を促進すると考えられています。

鍼灸がもたらす主な効果は以下の通りです。

1.痛みの軽減
鍼灸は神経の興奮を抑える働きがあるため、それにより痛みを和らげることができます。
特に、慢性的な痛み、腰痛、頭痛、関節炎などに対して効果が期待されています。

2.内臓の調整
鍼灸はまた、内臓機能の調整にも役立ちます。
経絡の流れを整えることで、消化器系、循環器系、呼吸器系などの内臓機能を改善する効果が期待できます。

3.ストレスの軽減
鍼灸はリラクゼーション効果もあります。
鍼や灸による刺激が神経系のバランスを整え、心身の緊張をほぐし、リラックス状態を促します。そのため、ストレスや不眠、不安などの症状にも効果があります。

4.免疫力の向上
また、鍼灸は免疫力を高める効果もあります。
免疫細胞の活性化や免疫機能の調整を通じて、体全体の抵抗力を強化します。

これらの効果は一般的なものであり、個々の人によっては異なる効果が出る場合もあります。
また、鍼灸師は国家資格であり、プロフェッショナルな技術を必要とするため、必要な場合は専門家に相談することをお勧めします。
鍼灸がもたらす可能性を理解し、これがどのように自分たちの生活に影響を与えるかについて考えることは、皆さんにとって有益な経験となるでしょう。

第66回『ストレス解消! 鍼灸って何?とその活用方法』

こんにちは皆さん!
今日は鍼灸治療を使ったストレス解消法について話していきます。

現代の私たちが直面する大敵、それは「ストレス」ですよね。
このストレスと上手く向き合うための一つの手段として、鍼灸治療が注目されています。

鍼灸って具体的には何をするの?と思うかもしれませんね。
鍼灸治療では、特定のツボに鍼を刺し、身体のバランスを整えることでリラクゼーション効果が得られます。
緊張していた筋肉がほぐれ、血液循環がスムーズになると、まるでホッと一息ついたかのような心地よさを感じられます。
さらに、自律神経も整えてくれるので、ストレスで乱れがちな心と身体のバランスを取り戻すのにも役立つんです。

そして、ストレスが引き起こす身体の不調に対しても鍼灸治療は効果を発揮します。
ストレスは我々の免疫力を低下させ、風邪などの体調不良を引き起こす原因となることもありますよね。
そんな時、鍼灸が免疫力を高めて身体の抵抗力をアップしてくれるんです。特に、免疫系を調整するツボへの刺激は、ストレスによる体調不良を改善するのにとても役立ちます。

心の面でも鍼灸治療は助けてくれます。ストレスが原因で起こる不安やイライラ。これらに対しても鍼灸は安定化に効果を発揮します。
鍼灸による刺激で脳内物質のセロトニンやエンドルフィンの分泌が促進され、リラックス状態に導いてくれるんです。
心と身体は密接につながっていますから、心が落ち着けば、それがストレス解消につながります。

さらに、個々のニーズや症状に合わせたカスタマイズ治療も可能です。ストレスの原因や症状は人それぞれ。だからこそ、個々に対応したアプローチが大切なんです。実際の臨床経験を通じて様々な症状に対応する技術を学ぶことができます。

鍼灸治療は、古くから伝えられてきた東洋医学の一環。その理論やツボの知識は、現代の西洋医学とも補完しあうものです。私たちの学校では、鍼灸だけでなく、西洋医学の基礎知識も一緒に学ぶことができます。東洋と西洋の医学を組み合わせた治療法の可能性を追求し、より多くの人々の健康と幸福に貢献できるようになるんです。
ストレスは避けて通れない現代社会の一部。だからこそ、それを上手にケアする方法を知ることが大切です。
鍼灸を活用したストレス解消法は、心と身体のバランスを整え、健康な生活をサポートします。

仙台赤門医療専門学校のホームページや赤門教職員コラムには、鍼灸治療の詳細や学びの魅力がたくさん掲載されていますので、ぜひご覧ください。
そして、自分自身で鍼灸治療を学び、未来の医療現場で患者さんの健康と幸福に貢献する方法を見つけてみてくださいね。

赤門教職員コラムをもっと読む

第65回『お灸って何?基本の“キ”と、ちょっと気をつけたいこと』


皆さん、こんにちは!
今日はお灸についてお話しましょう。
これは、中国や日本などの東洋医学でよく使われる技法で、体を内側からポカポカ温めることで、血行をスムーズにする効果があるんですよ。
さあ、どうやって使うのか、そして何に気をつけるべきかを見ていきましょう!

お灸はプロの鍼灸師による適切な施術を受けるのが一番いいのですが、より手軽な方法としては、ドラッグストアで「せんねん灸」などを買って自分で試すこともできるんです。

 
お灸のスタンダードな使い方はこちら!

まずは体を温めよう!
お灸を始める前に、お風呂に入るなどして体をしっかり温めておくとお灸の効果もアップします!

ゆっくりと、のんびりと
急がば回れ!お灸はゆっくり行うことが大事。灸を当てた後は、お灸が灰色になるまで動かずにじっと我慢。これがポイント!

体のツボを狙おう
お灸は、体のツボに当てることでより良い効果を発揮します。
ツボの場所は奥深いので、プロの鍼灸師さんのアドバイスをもらいながらやってみましょう。

水分補給、大事!
お灸で体が温まった後は、水分補給をしっかりと。これがまた重要なんです!

 
次に、お灸のちょっとした落とし穴。

火傷、要注意!
お灸はホット!だから火傷しちゃうことも。特に、肌が敏感な場所や、アルコールや薬を使っているときは気をつけてくださいね。

肌に異常があるときはお休みを
火傷や湿疹、かぶれ、かゆみがある…そんな時はお灸を使わないようにしましょう。
風邪を引いている時や、妊娠中のお灸も可能ですが、先生に聞いてから使いましょう。

 
以上、お灸の基本的な使い方と注意点について語ってみました。
心配な場合は自己判断での使用は控えて、しっかりとした指導の下で試すことで、健康づくりの一助となることでしょう。
皆さんも機会があれば、ぜひ体験してみてくださいね!

第64回『実際の臨床から学ぶ:鍼灸治療の効果と可能性』

鍼灸治療は、古くから東洋医学の一環として実践され、多くの人々がその効果を実感してきました。
ここでは、様々な疾患や症状に対する鍼灸治療の実際の臨床事例を通じて、その効果と可能性を探ります。

まずは、身近な問題としてよく知られる「腰痛」から始めましょう。
腰痛は現代社会で多くの人々が経験する症状の一つです。
鍼灸治療は、特定のツボを刺激して筋肉の緊張を和らげ、血液循環を促進します。
これにより、腰痛の軽減や改善が期待でき、実際の臨床でも多くの患者さんが鍼灸治療を通じて腰痛の緩和を実感しています。

次に、現代人が抱える「ストレス」「不眠症」の問題について考えてみましょう。
慢性化するストレスは、不眠症や精神的な不調を引き起こす可能性があります。
ここで鍼灸治療が役立ちます。自律神経の調整によりストレスを軽減し、心身のリラクゼーション状態を導く効果があります。
多くの臨床事例で、鍼灸治療を受けた患者さんが睡眠の質の改善や心の安定を実感しています。

また、「婦人科系の症状」に対する鍼灸治療の効果も見逃せません。
月経不順や生理痛、更年期障害といった女性特有の症状に対して、鍼灸は血液循環の促進とホルモンバランスの調整を通じて効果を発揮します。
多くの女性が鍼灸治療により、婦人科系の症状の改善や生活の質の向上を体験しています。

さらに、鍼灸治療は「慢性疾患や自己免疫疾患」にも対応可能です。
関節リウマチや線維筋痛症などの慢性的な痛みや炎症に対して、鍼灸治療は痛みの軽減や炎症の抑制に寄与します。
また、アレルギーや乾燥眼などの自己免疫疾患に対しても、免疫系の調整により症状の緩和が見込まれます。

これらの事例からも分かるように、鍼灸治療は幅広い症状や疾患に対する効果を発揮します。
一人ひとりの状況は異なるため、効果も人それぞれですが、多くの人々が鍼灸治療を通じて身体と心の健康を回復し、日々の生活を向上させています。

仙台赤門医療専門学校では、鍼灸治療の基本から応用まで、幅広く学ぶことができます。
臨床での経験を通じて、患者さんの症状に合わせた個別の治療プランを立案し、鍼灸の効果を最大限に引き出す能力を身につけることができます。

鍼灸治療は、古くから培われてきた伝統的な東洋医学の一部であり、今日でもその価値が認識されています。
仙台赤門医療専門学校で学ぶことで、鍼灸の専門的な知識と技術を習得し、医療現場で直接、患者さんの健康と福祉に貢献できる力を身につけることができます。

第63回『鍼灸がもたらす身体と心の健康効果』


鍼灸は、古代から東洋医学の一部として実践されてきた治療法であり、その効果は身体的な健康だけでなく、心の健康にも及びます。

まず、鍼灸がもたらす身体の健康効果について考えてみましょう。
鍼灸は、経絡や特定のツボを刺激し、体のバランスを整え、自己治癒力を高める働きがあります。
これには以下のような具体的な効果が含まれます。

1.疼痛の軽減
鍼灸は神経系と筋肉の調整に影響を与え、慢性的な痛みや関節痛、腰痛などの痛みの軽減に効果的です。

2.自律神経の調整
鍼灸の刺激は自律神経のバランスを整え、ストレスや不安による不調を緩和し、リラクゼーション効果を提供します。

3.免疫力の向上
鍼灸は免疫システムの活性化を助け、身体の抵抗力を高め、病気や感染症からの保護を強化します。

次に、心の健康に対する鍼灸の影響を見てみましょう。鍼灸は単なる身体の治療以上に、精神的な健康にも積極的に影響を与えます。

1.ストレスの軽減
鍼灸はリラクゼーション効果があり、ストレスや緊張を軽減します。

2.睡眠の改善
鍼灸は睡眠の質を改善する助けとなり、特に不眠症や睡眠障害に苦しむ人々にとって有益です。

3.心のリラックス
鍼灸の特に艾は香りに心を安定させる成分が含まれています。そのため、リラックス状態に導きます。
日々のストレスや不安を和らげ、心のバランスを整えます。

これらの身体と心の健康効果は、鍼灸の全体的な治療アプローチによりもたらされます。
仙台赤門医療専門学校では、鍼灸の基本から応用まで、幅広い知識と技術を学ぶ機会を提供しています。また、実際の臨床経験を通じて、患者さんと直接関わりながら、鍼灸の効果を最大限に引き出す方法を学ぶことができます。

鍼灸は、身体と心の健康を総合的に促進する有効な治療法です。
仙台赤門医療専門学校で鍼灸の専門知識と技術を習得し、将来の医療現場で患者さんの健康と福祉に対して直接貢献する力を身につけませんか?
さらに詳しく知りたい方は、学科紹介もぜひご覧ください。

学科紹介を詳しく見る

第62回『お灸って何? 基本の“キ”と、ちょっと気をつけたいこと』


皆さん、こんにちは!今日はお灸についてお話しましょう。
お灸は中国や日本などの東洋医学でよく使われる技法で、体を内側からポカポカ温めることで、血行をスムーズにする効果があるんですよ。
どうやって使うのか、そして何に気をつけるべきかを見ていきましょう!

お灸はプロの鍼灸師による適切な施術を受けるのが一番いいのですが、ドラッグストアで「せんねん灸」などを買って自分で試すこともできます。
お灸のスタンダードな使い方は次の通りです。

まずは体を温めよう!
お灸を始める前には、風呂に入るなどして体をしっかり温めておくと、お灸がグングン効きます!

ゆっくりと、のんびりと
急がば回れ!お灸はゆっくり行うことが大事です。お灸を当てた後は、お灸が灰色になるまで動かずにじっと我慢することがポイントです!

体のツボを狙おう
お灸は、体のツボに当てることでより高い効果を発揮します。
ツボの場所は奥深いので、プロの鍼灸師さんのアドバイスをもらいながらやってみましょう。

水分補給、大事!
お灸で体が温まった後は、水分補給をしっかり行いましょう。これがまた重要なんです!
 
次に、お灸のちょっとした落とし穴もお伝えします。

火傷には要注意!
お灸はホット!だからこそ火傷しちゃうことも。特に、肌が敏感な場所やアルコールや薬を使っているときは、余計に気をつけてくださいね。

肌に異常があるときはお休みしましょう
火傷や湿疹、かぶれ、かゆみ…そんな時はお灸を使わないようにしましょう。
風邪を引いている時、妊娠中のお灸は可能ですが、先生に聞いてから使いましょう。
 

以上、お灸の基本的な使い方と注意点について語ってみました。
自己判断での使用は控えて、しっかりとした指導の下で試すことで、健康づくりの一助となることでしょう。皆さんも機会があれば、ぜひ体験してみてくださいね!

仙台赤門医療専門学校の鍼灸マッサージ東洋医療科では、お灸についても詳しく学ぶことができます。
学科紹介ページでは更に詳しくご案内していますので、お灸に興味のあるみなさんはぜひこちらもご覧ください。

学科紹介を詳しく見る

第61回『実際の臨床から学ぶ:鍼灸治療の効果と可能性』


鍼灸治療は、古くから東洋医学の一環として実践され、多くの人々がその効果を実感してきました。
ここでは、様々な疾患や症状に対する鍼灸治療の実際の臨床事例を通じて、その効果と可能性を探ります。

まずは、身近な問題としてよく知られる「腰痛」から始めましょう。
腰痛は現代社会で多くの人々が経験する症状の一つです。
鍼灸治療は、特定のツボを刺激して筋肉の緊張を和らげ、血液循環を促進します。これにより、腰痛の軽減や改善が期待でき、実際の臨床でも多くの患者さんが鍼灸治療を通じて腰痛の緩和を実感しています。

次に、現代人が抱える「ストレス」と「不眠症」の問題について考えてみましょう。
慢性化するストレスは、不眠症や精神的な不調を引き起こす可能性があります。
ここで鍼灸治療が役立ちます。自律神経の調整によりストレスを軽減し、心身のリラクゼーション状態を導く効果があります。
多くの臨床事例で、鍼灸治療を受けた患者さんが睡眠の質の改善や心の安定を実感しています。

また、「婦人科系の症状」に対する鍼灸治療の効果も見逃せません。
月経不順や生理痛、更年期障害といった女性特有の症状に対して、鍼灸は血液循環の促進とホルモンバランスの調整を通じて効果を発揮します。
多くの女性が鍼灸治療により、婦人科系の症状の改善や生活の質の向上を体験しています。

さらに、鍼灸治療は「慢性疾患や自己免疫疾患」にも対応可能です。
関節リウマチや線維筋痛症などの慢性的な痛みや炎症に対して、鍼灸治療は痛みの軽減や炎症の抑制に寄与します。
また、アレルギーや乾燥眼などの自己免疫疾患に対しても、免疫系の調整により症状の緩和が見込まれます。

これらの事例からも分かるように、鍼灸治療は幅広い症状や疾患に対する効果を発揮します。
一人ひとりの状況は異なるため、効果も人それぞれですが、多くの人々が鍼灸治療を通じて身体と心の健康を回復し、日々の生活を向上させています。

鍼灸治療は、古くから培われてきた伝統的な東洋医学の一部であり、今日でもその価値が認識されています。
仙台赤門医療専門学校では、鍼灸治療の基本から応用まで、幅広く学ぶことができます。臨床での経験を通じて患者さんの症状に合わせた個別の治療プランを立案し、鍼灸の効果を最大限に引き出す能力を身につけるために、仙台赤門医療専門学校で鍼灸の専門的な知識と技術を習得していきましょう。

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第60回『鍼灸がもたらす身体と心の健康効果』

鍼灸は、古代から東洋医学の一部として実践されてきた治療法であり、その効果は身体的な健康だけでなく心の健康にも及びます。

 
まずは鍼灸がもたらす【身体の健康効果】について考えてみましょう。
鍼灸は、経絡や特定のツボを刺激し、体のバランスを整え、自己治癒力を高める働きがあります。
これには以下のような具体的な効果が含まれます。

1.疼痛の軽減
鍼灸は神経系と筋肉の調整に影響を与え、慢性的な痛みや関節痛、腰痛などの痛みの軽減に効果的です。

2.自律神経の調整
鍼灸の刺激は自律神経のバランスを整え、ストレスや不安による不調を緩和し、リラクゼーション効果を提供します。

3.免疫力の向上
鍼灸は免疫システムの活性化を助け、身体の抵抗力を高め、病気や感染症からの保護を強化します。

 
次に、鍼灸がもたらす【心の健康効果】を見てみましょう。
鍼灸は単なる身体の治療以上に、精神的な健康にも積極的に影響を与えます。

1.ストレスの軽減
鍼灸はリラクゼーション効果があり、ストレスや緊張を軽減します。

2.睡眠の改善
鍼灸は睡眠の質を改善する助けとなり、特に不眠症や睡眠障害に苦しむ人々にとって有益です。

3.心のリラックス
鍼灸の特に艾は香りに心を安定させる成分が含まれています。そのため、リラックス状態に導きます。
日々のストレスや不安を和らげ、心のバランスを整えます。

 
これらの身体と心の健康効果は、鍼灸の全体的な治療アプローチによりもたらされます。
仙台赤門医療専門学校では、鍼灸の基本から応用まで、幅広い知識と技術を学ぶ機会を提供しています。
また、実際の臨床経験を通じて、患者さんと直接関わりながら、鍼灸の効果を最大限に引き出す方法を学ぶことができます。

詳しい内容は学科紹介でもご案内していますので、ぜひこちらもご覧ください。

学科紹介を詳しく見る
 

第59回『お灸の効果って何?仙台赤門医療専門学校が詳しく解説します』

お灸は日本の伝統医療で、数千年以上もの歴史を誇る東洋医学の一部です。
仙台赤門医療専門学校では、このお灸の効果について詳しく学ぶことができます。

お灸の基本的な効果は何かというと、体の内部に熱を与え、気血の流れを改善することです。
お灸を施すと血行が良くなり、筋肉や組織の緊張がほぐれます。これにより体の不調や痛みの緩和、疲労回復が期待できます。

また、お灸には免疫力を高める効果もあります。
免疫力が低下すると、風邪や病気にかかりやすくなります。そのため、健康維持には免疫力の高さが重要です。お灸は体のバランスを整え、免疫機能を活性化させる効果があります。

さらに、お灸はリラクゼーション効果もあります。
お灸の温かさによって、体がほぐれ、心地よいリラックス状態になります。これはストレス解消や睡眠の質を高めるのに役立ちます。日常の疲れやストレスから解放され、心身のリフレッシュを図ることができます。

お灸はさまざまな症状に対して効果があり、肩こりや腰痛、冷え性、生理痛などの体の不調に対して有効です。また、美容面でも活用でき、肌の血行を促進し美肌効果を期待することもできます。

仙台赤門医療専門学校の鍼灸マッサージ東洋医療科では、経験豊富な教員達の指導のもと、臨床実習や実技、クラブ活動を通じてお灸の効果や使い方を学び、実践的な技術を磨くことができます。学校附属治療所では一般の患者さんへの臨床実習もあります。
また、お灸だけでなく鍼やあん摩マッサージ指圧などの東洋医療の幅広い技術を習得するために解剖学や生理学などの基礎科目も学ぶので、東洋医学の理論と西洋医学の知識を統合することができます。

鍼灸マッサージ東洋医療科の学生は、国家資格である鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師の資格取得を目指します。これらの専門家は、健康や美容、ストレスケアなど様々な分野で活躍することができます。
さらに、技術の習得だけでなく、人間性やコミュニケーション能力の向上にも力を入れています。患者さんとの信頼関係を築き、適切な施術やアドバイスを提供できるようになることが目標です。

仙台赤門医療専門学校の鍼灸マッサージ東洋医療科への入学を考えている方は、オープンキャンパスに参加して、学校の雰囲気やカリキュラムに直接触れてみましょう。

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