2019年12月21日(土)に赤門鍼灸柔整専門学校青葉山校舎にてオープンキャンパスを開催いたしました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました!
【開催内容】
・あん摩マッサージ指圧治療体験
・柔道整復j実技体験
・学校説明
・個別相談会
赤門鍼灸柔整専門学校では今後もオープンキャンパスを実施する予定です。
お友達同士、ご家族、もちろんお一人様でも歓迎しますので、ぜひ赤門を体感しに来てくださいね!
2019年12月21日(土)に赤門鍼灸柔整専門学校青葉山校舎にてオープンキャンパスを開催いたしました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました!
【開催内容】
・あん摩マッサージ指圧治療体験
・柔道整復j実技体験
・学校説明
・個別相談会
赤門鍼灸柔整専門学校では今後もオープンキャンパスを実施する予定です。
お友達同士、ご家族、もちろんお一人様でも歓迎しますので、ぜひ赤門を体感しに来てくださいね!
仙台発祥の操体法について、述べていきます。
これは、橋本敬三先生(医師)が、人間の身体に合った動きについて、体系化されたものです。
操体法には、基本行動があり、それは、自分で行わなければならないものが4つあり、呼吸、飲食、神経活動、身体運動です。それらに環境との関わりがあります。
呼吸は腹式呼吸で行い、身体運動は、操体法では、無理せず、動きやすい方に動くようにします。飲食、精神活動に関しては、個々の考え方がありますので、それぞれの考えで行ってもらった方が良いと思います。
操体法の操作は、腹式呼吸で楽な方に動かしてもらい、少しタメ(相手がいる場合は抵抗)をつくり、息を吐くと同時に瞬間脱力をすることで、筋等を緩めて行き、身体の調整を行っていきます。
妊娠による、腰痛、便秘に対する自己操体法について述べていきます。
①タメを作るための抵抗には、枕や座布団などを置いて行うようにします。相手がいる場合は、操作をしてもらい抵抗を与えてもらって下さい。
仰臥位で両膝を立て、足背を上げて行き、息を吐くと同時に急の力を抜くと同時に脱力する。(両膝の裏・ひかがみ(膝窩)の圧痛を見てから行うが、わからない場合は見なくとも良い。)
②片方の膝を立て、内側、または外側に倒し、楽な方に倒し息を吐くと同時に急に力を抜
いて脱力する。反対側も試す。
膝を立て、左右に倒し、楽な方へ倒し、息を吐くと同時に急に力を抜いて脱力する。
③骨盤を左右に動かし楽な方へ行い、息を吐くと同時に急に力を抜いて脱力する。
盤を左右上下に動かし楽な方へ行い、息を吐くと同時に急に力を抜いて脱力する。
骨盤を頭方、足方に動かし楽な方へ行い、息を吐くと同時に急に力を抜いて脱力する。(片方の足を伸ばすことにより、伸ばした方の骨盤が足方に、反対側の骨盤が頭方に動く。)
操作をしてくれる相手がいる場合は2~3回、一人で行う場合は、3~5回行います。一人で行う場合は、倒す側に、枕か座布団等を置いて、それに倒す側を押し付け、抵抗の代わりにします。
これらの操作の内、どちらも楽な場合は、その操作を省いてもいいです。
(専任教員)糟谷俊彦
柔道整復師の求人には、接骨院・整骨院などの治療院、整形外科などの医療施設、機能訓練指導員としてデイサービスセンターなどの介護・福祉分野、スポーツ分野への就職先があります。
それぞれの就職分野別の仕事内容としては、接骨院・整骨院では、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(筋腱の損傷)に対し折れた骨を元の場所に戻す整復・包帯やテーピングなどによる固定や干渉波や超音波などの物理療法、・手技療法などの後療等を行います。
整形外科などの医療施設では医師の指示のもとリハビリなどを行います。
デイサービスでは、高齢者の機能回復、向上を目指して運動療法など機能訓練を行います。
スポーツ分野では医療系の国家資格をもったスポーツトレーナーとして、現場での応急処置をはじめケガの治療・予防のためのテーピングなどを行います。
就職先を選ぶ際には、在学中から様々な分野を調べ、実際に見学などをして、自分がどの分野に興味があるか、また将来開業したいなどの目標があるかなどによって、就職先が決まってくると思います。
採用にあたっては、書類選考、面接の所もあれば、さらに知識を問う試験などを実施するところもあります。
在学中には知識はもちろん、面接を受ける際に必要な礼儀なども身につけてもらいたいと思います。
(学科副主任兼教務副主任)石垣寛高
東洋医学の元本が作成されたのは4000〜5000年前と言われています。当たり前ですが、その時代にもママとベビーが存在しました。そしてママである親の思いは「我が子が健やかに成長してくれること」でした。どの時代でも同じですよね。
そしてベビーにその思いを伝えるためには、ママとベビーの距離の近さが重要であることが分かっています。具体的には、ママがベビーに授乳するとき、ベビーと見つめ合う顔の近さです。
ベビーはママから見つめられることで安心しますし、安心することはベビーの成長にも大変重要です。また授乳しているママも、ベビーを見つめることで幸せホルモンであるセロトニンが分泌されます。これは密にベビーと接しているママの特権ですね。
では授乳機会の少ないパパはどうでしょう?パパが我が子を見つめる機会は、ママと比較すると少ない場合が多く、幸せホルモンが分泌されるチャンスも逃してしまいがちです。
そこでママにお願いです。パパにも幸せになるチャンスをどんどん分けてあげてください。
ママは授乳をパパに抱っこでやらせてあげてたり、パパはママから授乳姿勢・赤ちゃんの支え方などを教えてもらったりするといいでしょう。
ベビーのお世話をしてみると分かるのですが、授乳や入浴をするときの姿勢って結構きついんです。
特に起こりやすいのは親指根元の腱鞘炎。腱鞘炎は手首の角度に無理がある状態で指に力を入れるとすぐに起こります。大事なベビーを扱うのですから無理もしてしまいがちです。
子育てに大忙しのママとパパにとって、指が痛くて動きが自由にならないのは困りますよね。
最新の研究成果のひとつに、母指腱鞘炎は肘から先の腕を力を入れたり抜いたりしながら、内・外に回す運動をすることで早く治る事が分かっています。
出産と子育ては大仕事です。特に授乳機会の多いママは要注意です。無理をせずに楽しく幸せに過ごしてくださいね。
(専任教員:吉本豊)
私たちの所有する国家資格では手技療法を「按摩」「マッサージ」「指圧」と分けて表現しています。その中で言われる「マッサージ」は、「皮膚に直接、滑剤を用いて求心性に施術を行うもの」と定義付けられています。
そのため他の手技療法に比べると
①血液やリンパの流れを良くする。
②オイル等の滑剤による保湿効果。
といった点に特徴があります。
マッサージは全身に行う事が多いですが、ハンドマッサージや足裏マッサージ等は、部分的に滑剤を用いてマッサージをする方法です。
手や足裏には全身に関連する反射帯が存在し、コリや押された時の痛みとして現れます。部分のマッサージであっても、やり方によっては全身に働きかける事ができます。
インド伝統医学のアーユルヴェーダでもオイルマッサージは推奨されており、セルフでのオイルマッサージも良いとされています。特に頭・耳・足首から先の3か所へのマッサージを推奨しています。これらの部位は老廃物が溜まりやすい所とされ、そこにオイルマッサージをする事で皮膚の深いところの汚れを取り除く事ができます。
また、アーユルヴェーダでは3種類の体質に合わせてオイルの種類や分量の選択を行う事で、より効果的なオイルマッサージを行います。少し紹介させて頂くと、やせ形で乾燥肌のヴァータ体質者には最もオイルマッサージが良いとされます。ゴマ油が最も良く、身体を温める効果に優れます。筋肉質で体温の高いピッタ体質者は冷やす性質のオイルが良いとされ、ココナッツオイル等が良いと言われます。肥満傾向でむくみやすいカファ体質者はオイルマッサージをあまり推奨されません。水が溜まりやすい体質者に重い液質のオイルはあまり合わないのです。使うとしても少量で良いとされます。
このように、人の体質に合わせた滑剤を用いてマッサージをする事で、より効果的なマッサージを行う事ができるのも、マッサージの特徴です。
(専任教員)三保翔平
柔道整復師が行う治療のことを柔道整復術といいます。柔道整復術は骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷などのケガによって生じた骨・筋肉・関節・靱帯など損傷した運動器に対して『整復』『固定』『後療法』の施術により治癒を図ることを目的としています。治癒といっても単なる痛みや損傷部位の回復だけではなく、re(再び)+ habilis(適した)、負傷する前の『本来あるべき状態への回復』というリハビリの要素も含めた治療が柔道整復の特徴でもあります。
先にあげた骨折・脱臼については医師の同意があれば保険適応となり、急性の捻挫・打撲・挫傷については医師の同意なしでも保険適応になります。慢性痛の治療や慰安を目的とした施術に関しては保険外になりますので患者と施術者との間で保険適応の是非の確認が必要になります。
柔道整復術を行う接骨院(整骨院)での勘定は病院などとは異なり、療養費としての扱いになります。療養費は通常、患者本人が窓口で全額を支払い、後日、保険者に申請し所定の額が払い戻されるのが原則です。接骨院(整骨院)では『受領委任制度』により一般の病院などと同じように保険証の提示と一部負担金により、施術を受けることができるようになっています。近年、「はり」「きゅう」の施術でも、この『受領委任制度』の取り扱いが始まりました。我々はいま一度この制度の趣旨を確認し、医療保険制度の一員としての自覚を持つことが今の時代の柔道整復師・鍼灸師に必要な資質であると思います。
(学科主任兼臨床所主任)國分俊繁
2019年10月20日(日)、金剛沢小学校にて開催された「第19回ふれあいスポーツ村」に専門学生による出前治療ボランティアとして参加しました。
この大会は、3学区(金剛沢・芦の口・八木山南)合同開催で実施しています。今回は、大会前に、國分先生より「怪我予防のウォーミングアップ・クールダウン、怪我に対する応急処置」について講義させていただきました。
本校の教職員は、国分先生・古川先生・はるか先生の3名と、学生は鍼灸マッサージ東洋医療科1年2年生12名がボランティアスタッフとして出場選手へのマッサージやテーピングやアイシングなどを行いました。
大会前にスポーツによる怪我への予防、スポーツ後の対処方法などを講義させていただいた事にとても嬉しく思っております。
出場された選手の皆さん、ボランティアに参加した皆さん、お疲れ様でした!