お知らせ

リレーフォーライフジャパン宮城のボランティアとして参加しました!

2019年8月31日12時~9月1日12時まで、国際センターせんだい青葉山交流広場開催のリレー・フォー・ライフ・ジャパンみやぎ24時間チャリティイベントへボランティアとして、赤門鍼灸柔整専門学校、学生15名、教員5名(国分先生、高橋先生、古川先生、神成先生、石垣先生)と系列校の仙台赤門短期大学、学生15名、教員4名(立石先生、大沼先生、熊谷先生、鈴木先生)が参加しました!

専門学校では、はり灸・マッサージ・テーピング施術を行い、その売り上げから7,000円の寄付を行いました。

がん患者が多く来場され、がん患者の訴える愁訴に対しての治療が多く見受けられました。はりきゅう治療を受けたことがない方が多く来所され、鍼灸を身近に感じて頂けたと思います!

今回も貴重な機会をいただきありがとうございました!!

ボランティアに参加した皆さん、お疲れ様でした!

9月6日(金)オープンキャンパスのご参加ありがとうございました!

2019年9月6日(金)に赤門鍼灸柔整専門学校青葉山校舎にてオープンキャンパスを開催いたしました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました!

開催内容①学校説明

開催内容②吉本先生による模擬授業

開催内容③個別相談

赤門鍼灸柔整専門学校では今後もオープンキャンパスを実施する予定です。

オープンキャンパスについてはこちら

お友達同士、ご家族、もちろんお一人でも歓迎しますので、ぜひ赤門を体感しに来てくださいね★

第10回『WHO(世界保健機関)が定めた鍼灸の適応症』<赤門教職員コラムリレー>

 1979年6月、北京で行われた「鍼灸に関するWHO地域間セミナー」において、鍼治療が有効と主張された疾患群の暫定リストが作成された。これには注釈として「このリストは臨床経験に基づくものであって、必ずしも対照群を置いた臨床試験に基づくものではない。また、特定の疾患を含めたことは、鍼の有効性の範囲を示すことを意図するものでもない」という言い訳めいた内容をわざわざ付帯している。さらには、このセミナーで合意が得られた疾患数は30疾患であったが、その後の中国による強引な働きかけによって、公表時には48疾患にまで膨れ上がっていたのである。その内訳は以下のようである。

1) 上気道4疾患:急性副鼻腔炎・急性鼻炎・感冒・急性扁桃炎
2) 呼吸器系3疾患:急性気管支炎・小児気管支喘息および気管支喘息(合併症のない患者に最も有効)
3) 目の障害4疾患:急性結膜炎・中心性網膜炎・小児の近視・合併症のない白内障
4) 口の障害5疾患:歯痛・抜歯後の疼痛・歯肉炎・急性咽頭炎および慢性咽頭炎
5) 胃腸障害15疾患:食道痙攣および噴門痙攣・しゃっくり・胃下垂・急性胃炎および慢性胃炎・胃酸過多・慢性十二指腸潰瘍(疼痛の緩和)・合併症のない急性十二指腸潰瘍・急性腸炎および慢性腸炎・急性細菌性赤痢・便秘・下痢・麻痺性イレウス
6) 神経系および筋骨格障害17疾患:頭痛および片頭痛・三叉神経痛・初期(6か月以内)の顔面麻痺・脳卒中発作後の麻痺・末梢性ニューロパチー・初期(6か月以内)のポリオ後遺症・メニエール病・神経性膀胱生涯・夜尿症・肋間神経痛・頸腕症候群・五十肩・テニス肘・坐骨神経痛・腰痛・変形性関節症

 その後この48疾患は、特に日本においては誤って認識され、「WHOが認めた鍼灸マッサージの適応症」として独り歩きし、21世紀の現在も鍼灸マッサージ業界に免罪符のごとく普及浸透してしまっている。

 また、1997年、米国・国立衛生研究所または国立保健研究所(NIH)は、「鍼治療に関する合意のためのパネル会議(Consensus Panel)」を開催し、鍼の有効性や安全性、研究方法などが合意された。これに拠れば、成人の術後および化学療法による嘔き気・嘔吐、歯科の術後痛、妊娠悪阻(つわり)の3疾患には「鍼治療が有望である」とされ、薬物中毒・脳卒中後のリハビリテーション・頭痛・月経痛・テニス肘・線維性筋痛症・筋筋膜痛・変形性関節症・腰痛・手根管症候群・喘息の11疾患については「補助療法として有用、または包括的患者管理計画に含める可能性がある」とされている。

 これらは、WHOとは違って単なる権威者の主張ではなく、偶然や暗示効果などを可能な限り排除した状態での臨床試験の結果に基づいており、科学的な客観性においては一定の評価を与えることができる。

 また、公益社団法人日本鍼灸師会のHPには、「鍼灸療法で有効性がある病気」として、以下の疾患を挙げるが、先のNIHの見解であると取られかねない表現であるばかりか、その根拠を何ひとつ示してはいないので、誤解のないように注意されたい。

① 神経系疾患:神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
② 運動器系疾患:関節炎・リウマチ・頸肩腕症候群・頸椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
③ 呼吸器系疾患:気管支炎・喘息・風邪および予防
④ 消化器系疾患:胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
⑤ 代謝内分秘系疾患:バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
⑥ 生殖、泌尿器系疾患:膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
⑦ 婦人科系疾患:更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
⑧ 耳鼻咽喉科系疾患:中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
⑨ 眼科系疾患:眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
⑩ 小児科系疾患:小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

 しかしながら、これらの疾患群は臨床経験的には一般の鍼灸師が日常的に遭遇し、一定の効果を上げ得る疾患であることには変わりなく、さらに広範囲な疾患についても効果を発揮する可能性は否定できないものの、如何せん、鍼灸の技術の多くは高度な職人技に懸かるとところであり、どんな鍼灸師でもいつでも効果を発揮できるというようなものでもない。

 学生はもとより、多くの鍼灸師は、少しでも多くの患者に最大の効果を上げようと日々研鑽していることと思う。しかし、どんな治療法であっても、魔法のように奇跡が起きるわけではなく、鍼灸治療を受領したいと思う方は、担当の鍼灸師とよく相談し、十分に納得したうえで受療していただくことを希望するものである。

(臨床教育専攻科 専任教員・元 WHO伝統医学テンポラリアドバイザー) 浦山 久嗣

学都仙台コンソーシアムに加盟する団体の、公開講座のご案内


2019年9月~12月に、本校教員も担当します。
是非この機会に、興味のある講座にご参加ください。

お申込み・お問い合わせは、系列校仙台赤門短期大学までどうぞ。

【申込み先】
仙台赤門短期大学 事務部公開講座担当

【申込み方法】
FAXまたはメールに、講座名・氏名・住所・電話番号を記入して、
開講日の1週間前までにお申し込みください。
FAX:022-302-5531
E-mail:

第58回仙台市学区民ソフトボール大会救護ボランティアとして参加しました!

赤門のスポーツ大会の救護ボランティアは、学校の実技授業では経験できない急性の怪我、慢性の関節痛、ソフトボール選手によく見られる肩関節の症状等を施術することで、より実践的な職業教育をすることを目的としています。

今回は、2019年8月25日(日)シェルコム仙台にて開催された「第58回仙台市学区民ソフトボール大会」に専門学生による出前治療ボランティアとして参加しました。

この大会は約300名が参加するとても大きな大会で、患者数は約73名とたくさんの選手にご利用いただきました。

本校の教職員は、神成先生・はるか先生・国分先生・古川先生など5名、学生は、赤門鍼灸柔整専門学校9名、仙台赤門短期大学5名の14名がボランティアスタッフとして参加し、出場選手へ救急の怪我等の対応やはり灸・マッサージ・テーピング・ストレッチ等の施術を行いました。

今回も貴重な機会をいただきありがとうございました!!

出場された選手の皆さん、ボランティアに参加した皆さん、お疲れ様でした!

8月10日(土)オープンキャンパスのご参加ありがとうございました!

2019年8月10日(土)に赤門鍼灸柔整専門学校青葉山校舎にてオープンキャンパスを開催いたしました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました!

開催内容①グループ相談会

実際の学校生活の事や資格の事など、入学希望の方々のご質問にお答えしました。

開催内容②美顔クラブ体験

美顔クラブによる美顔マッサージを体験!

開催内容③あん摩マッサージ指圧実技体験

「あん摩」「マッサージ」「指圧」の手技を実際に体験してもらいました。

開催内容④柔道整復実技体験

実際に包帯を巻きながら、骨折・脱臼・捻挫時の整復・固定実技を体験していただきました。

上記の他にも鍼の体験などを実施いたしました。

赤門鍼灸柔整専門学校では今後もオープンキャンパスを実施する予定です。

オープンキャンパスについてはこちら

お友達同士、ご家族、もちろんお一人でも歓迎しますので、ぜひ赤門を体感しに来てくださいね★

第9回『マッサージ効果【肩こり】』<赤門教職員コラムリレー>

厚生労働省が実施している基幹統計調査に「国民生活基礎調査」というものがあります。
これは、「世帯」「所得」「健康」「介護」「貯蓄」について、3年に1度大規模調査(その間の年は「世帯」と「所得」の簡易調査)を行っているものです。

この調査で用いられている「健康調査票」には、「ここ数日間具合の悪いところ(自覚症状)がありますか?」という質問があり、41症状名から1つだけを回答するようになっています。
前回(平成28年)の調査によると、「肩こり」は女性の1位・男性の2位を占めています。
この調査が始まって以来、この順位に大きな変化はなく、肩こりは国民的慢性症状の1つであるということがいえるかと思います。
(ちなみに、同年の女性の2位・男性の1位は「腰痛」です。)

ところで、「肩こり」の “肩”はどこを指すのでしょうか?
首から肩にかけての筋肉の張った部分、首の付け根あたり、左右の肩甲骨の間、肩甲骨の上、腕との境目…
それぞれの人が自覚している“肩”は異なっている可能性がありますね。

肩こりを解消するには、まず下記のことをしっかり検証する必要があります。

▼違和感のある組織はどこなのか?(筋や筋膜、骨、神経など)
▼そこで起こっている症状はどんなものか?(血行不良、炎症、損傷など)
▼根本の原因には何が考えられるか?(癖あるいは仕事上の姿勢、精神的緊張、スマホの使い過ぎ、内臓の不調など)

中には、内臓の危険な異常を示す「放散痛」である可能性もあります。

あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取るには、東洋医学はもちろん、(専門家には到底敵いませんが)西洋医学を学ぶ必要があります。
そしてその目的は、施術の可否を見極めることであると考えます。
何らかの違和感や危険な病気の兆候がないか、あるならば医療機関を受診してもらうよう説明できるかが重要です。

肩こりは良い姿勢や運動を心がけるだけでかなり解消できるでしょうが、自力で対処できるのであれば、統計結果は前述のようにはなりません。
肩こりに悩んでいる方はぜひ、原因を探すきっかけとして「あん摩マッサージ指圧治療院」を一度訪れてみてはいかがでしょうか?

(専任教員) 長岡靖彦

7月20日(土)オープンキャンパスのご参加ありがとうございました!

2019年7月20日(土)に赤門鍼灸柔整専門学校青葉山校舎にてオープンキャンパスを開催いたしました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました!

開催内容①先輩セミナー

薬剤師、鍼灸師、国際中医専門員として活躍される卒業生の生出拓郎さんをお招きし、「養生法」についてのセミナーを実施いたしました。

開催内容②学生によるあん摩マッサージ指圧実技体験

「あん摩マッサージ指圧」の実技体験では「あん摩」「マッサージ」「指圧」の手技についての説明の後、実際に体験してもらいました。
赤門鍼灸柔整専門学校では「鍼師」「灸師」「あん摩マッサージ指圧師」の3つの資格を同時取得できる「鍼灸マッサージ東洋医療科」が設置されています。この3つの資格を取得することで活躍の場も広がります。

開催内容③柔道整復実技体験

骨折・脱臼・捻挫時の整復・固定実技を体験していただきました。実際に包帯を巻いて固定の方法もレクチャー!

開催内容④教員との個別相談会・学生との懇談会

和やかな雰囲気の中、実際の学校生活の事や資格の事など、たくさんのご質問をいただきました!

今回の体験を通じて、赤門の雰囲気を掴んでいただけたのではないでしょうか?
8月30日(金)には社会人向け学校説明会も開催!まだまだご参加受付中です。

社会人向け学校説明会についてはこちら

お友達同士、ご家族、もちろんお一人でも歓迎しますので、ぜひ赤門を体感しに来てくださいね★

第1回設立記念日本伝統医療看護連携学会学術集会開催のお知らせ

2019年12月18日(水)仙台赤門短期大学にて日本伝統医療看護連携学会を開催いたします。
未来の医療に向け「連携医療の未来を拓く」をテーマに東洋医学、柔道整復学等の伝統医学と看護の連携についての研究、学術発表となります。

定員に達し次第受付終了となりますので、ご参加の方はお早めにお申し込みください。
詳しい情報は各ページよりご覧ください。

【日本伝統医療看護連携学会公式ホームページ】
https://www.jstn.jp/

【第1回設立記念日本伝統医療看護連携学会学術集会ホームページ】
https://jstn-am.jimdofree.com/

第8回『柔道整復師専門学校では何をやるの?』<赤門教職員コラムリレー>

 柔道整復師を目指すには、高校卒業後、厚生労働大臣から認定を受けている専門学校または文部科学大臣が認定している学校で、柔道整復師の養成課程を3年以上受け、専門知識と技能を身に付けます。その後、年1回3月に実施される「柔道整復師国家試験」に合格しなければなりません。

 国家試験に出題される科目には解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復学理論、関係法規の11科目に加え、柔道に関する、柔道の歴史、礼法・礼節や受け身の方法などの問題も加わってきます。
 国家試験は主に教科書から出題されますので、教科書中心の学習が重要となってきます。教科書の内容を理解しインプットした上で、過去問を使ってのアウトプットをすることで、学力の向上につながっていきます。その他、治療院(接骨院や整骨院)での見学やスポーツ大会での救護の補助など、臨床実習での現場学習もあります。

 また、これまで柔道整復師の求人は、接骨院や整骨院、整形外科が一般的でしたが、高齢化が深刻化する現代では介護施設や福祉施設も活躍の場となってきています。他にも選手のコンディションつくりや選手が急なケガの応急処置や再受傷の予防などを行う、スポーツトレーナーという職業も柔道整復師の資格が生きる場です。

(専任教員) 小原賢

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