みなさん。こんにちは。赤門教職員コラムリレーをご覧いただきありがとうございます。赤門鍼灸柔整専門学校教員の伊東と申します。
今回は「便秘と下痢」についてお話をさせていただきます。
赤門コラムリレーをご覧の方にも便秘と下痢を繰り返す方が多いのではないでしょうか。私もその一人です。
便秘と下痢といってもその原因は様々です。ストレス、食中毒、病原菌への感染、服薬しているお薬の影響、がんなどもあったりします。よって、便秘と下痢が続くようであれば、まずはお近くのホームドクターの診察を受けましょう。
ここからは、私、はりきゅう師としての便秘と下痢のお家でできるかんたん対処法をお話しいたします。(諸説あります・・・)
【対処方法】
①おへその周りをあたためる。
昔の人はおへそとその周辺にお塩をのせてその上からお灸をしたそうです。
②足のツボをやさしくおす。
膝のお皿の骨の外側にあるくぼみから指4本分下がったところで、すねのふちにあるツボ:足三里穴(あしさんり)。
『奥の細道』で有名な松尾芭蕉がよくお灸をしていたといわれているツボです。
③手のひらのまん中にあるツボをやさしくおす。
手のひらを上にして、かるく手を握ったときに、中指の先端が手のひらにあたるところにあるツボ:労宮(ろうきゅう)。
緊張をしやすい、ストレスが多くて便秘と下痢を繰り返す方におすすめ。緊張やストレスをほぐしてくれるツボです。
ストレスが多い現代社会、穏やかに、健やかに、便秘や下痢に悩まされない生活を送りたいものですね。
(学科副主任)伊東太郎