鍼灸治療は東洋医学の代表的な治療法で、鍼とお灸の組み合わせにより、身体の健康維持や不調の改善に役立ちます。
このコラムでは、その相乗効果について説明します。
まず、鍼灸治療における「鍼」と「灸」について簡単に説明しましょう。
鍼は、細くて丈夫な針を身体の特定の点に刺し、筋肉の緊張をほぐしたり、血行を改善する効果があります。
一方、お灸は、ヨモギを乾燥させ細かくしたものを焼いて身体表面を温める治療法で、身体内部を温め、自然治癒力を高める効果があります。
これらを単体で使用することも可能ですが、鍼灸治療の真価は、鍼とお灸を組み合わせて使うことにより現れます。
鍼は、身体の「経路」(気血や神経が流れる道)に沿って刺すことが重要で、この経路に刺激を与えることで、身体全体の調子を整えます。
一方、お灸は表面的な刺激を提供します。このように、鍼とお灸を組み合わせることで、身体を内外から同時に刺激し、治療効果を最大限に引き出すことが可能となります。
ストレスが溜まっていたり、体調を整えたいと考えている高校生の皆さん、学校附属の東洋医学臨床治療所での鍼灸治療をぜひ体験してみてください。あなたの健康とリラクゼーションに貢献することでしょう。
また、鍼灸治療は仙台赤門医療専門学校のオープンキャンパスでも体験可能です!気になる方は、ぜひご参加ください。