学校案内

ご挨拶・教育目標・校歴

ご挨拶

ひとりでも多く、社会に貢献できる優秀な医療人を


理事長 坂本正憲

「赤門」は往時から東洋においては、高貴な家柄の門構えを意味します。
本校は、この誉れ高い由来から創設者の國分壮氏が選択して名前を冠したもので、東洋医学の医療人を育成する専門学校として、全国に知られてきました。

本校は昭和22年(1947年)4月に宮城県の認可を受けて発足し、昭和23年 (1948年)12月には全国最初の厚生大臣(当時)認定校となりました。創立以来、76年にわたり東洋医学の登龍門として、多くの卒業生を社会に送り出し、高い評価をいただいております。

昭和58年(1983年)には仙台の象徴で、仙台の多くの学校の校歌で歌われている青葉山に現校舎を落成し移転しました。この一帯は東北大学などが位置する文教地区で、仙台市の緑化自然保護地区ということもあり、豊かな自然に恵まれております。

平成19年(2007年)4月には仙台中心部の国分町に鍼灸養成学校の教員資格取得と臨床能力の高い医療人を養成する臨床教育専攻科を厚生労働大臣認可のもと、設置いたしました。

このように伝統と歴史を有し、優れた教育環境が将来、世の信頼を受け、社会の有益な人材を育てていくものと確信しております。

技術を身につけ職に活かす時代です

社会保障が不安定な就職難の今だからこそ、「手に職をつける」仕事に注目が集まっています。しっかりとした知識と技術を身につければ就職はもちろん、独立して自分で経営することもでき、将来的に長く仕事をして活躍することができます。

今後はますます高齢化社会が進み、医療に関わる人材が必要とされることは間違いありません。それに伴い、当校が育成している鍼灸師や柔道整復師といった国家資格をもつ臨床能力の高い医療人が必要とされる時代になります。

当校では、レベルの高い人材を送り出し、広く活躍して頂けるよう、全力で教育に力を入れて参ります。

教育目標

現代に求められるスペシャリストを養成

「東洋医学を社会に普及し、国民の健康福祉に貢献する」

これが建学の理念で、創立以来変わることのない理念に基づき、基礎医学を基本とした東洋医学の知識と技術を深く教授し、その知識・技術の練達を図り、高い人格をともなった有為な医療人を養成しております。 国民の健康福祉に貢献するとともに、東洋医学を通じて医療文化の進展に寄与することが本校の使命です。

校歴

1947年(昭和22年4月)

宮城県知事から「東北高等鍼灸学校」(仙台市青葉区大町一丁目)の設立の許可を受ける。

これは大町の旧校舎で、戦後まもなく建てられた和洋折衷の風雅な建物であった。 門柱の横に自家用車が見られる。 当時、自家用車の所有者はごくわずかで、業界では本校だけであった。 この自家用車が現在の赤門自動車学校を設立させたのである。(昭和26年)

1948年(昭和23年12月)

厚生大臣から全国第一号として「東北高等鍼灸整按学校」(当時の法令の修業年限規定により、按摩科2年制、鍼灸科5年制、柔道整復科4年制)の認定を受ける。

1949年(昭和24年4月)

文部大臣から公益法人として「財団法人東北高等鍼灸整按学校」の設立が許可される。

1951年(昭和26年9月)

財団法人名を「赤門学志院」に改称。校名を「東北高等鍼灸整復学校」に改称。

1953年(昭和28年4月)

厚生大臣から修業年限規定が改正され、大学入学資格者を入学資格とする専門課程(鍼灸科2年6ヶ月制、柔道整復科2年制)の新設が認定される。

1957年(昭和32年4月)

川内校舎新築落成。大町旧校舎から移転。(写真:移転した当時の川内校舎)

1967年(昭和42年8月)

川内に新校舎落成。(写真:川内校舎の全景)

1968年(昭和43年4月)

厚生大臣から柔道整復科第二部(2年制)の新設が認定される。
校名を「仙台赤門鍼灸柔道整復学校」に改称。

1976年(昭和51年5月)

厚生大臣から鍼灸科第二部(3年制)の新設を認定される。

1979年(昭和54年3月)

宮城県から専修学校として認可を受ける。
校名を「赤門鍼灸柔整専門学校」に改称。

1983年(昭和58年8月)

現在の青葉山現校舎落成、川内旧校舎から移転。(写真:上空から見た青葉山校舎)

1990年(平成2年4月)

法令改正にともない、全課程3年制と定められ、厚生大臣から課程学科の再認定を受ける。

1997年(平成9年4月)

学校創立50周年を迎え、記念式が開催される。

1999年(平成11年11月)

国分壮(創立者)が藍緩褒賞(教育事業発展の功績)を授与される。

2005年(平成17年4月)

屋外運動施設が完成。

2007年(平成19年3月)

国分町に新校舎落成。(写真:国分町校舎)

2007年(平成19年4月)

学校創立60周年を迎える。
厚生労働大臣から東洋療法教育専攻科の新設が認定される。

2007年(平成19年10月)

学校創立60周年記念式を行う。

2011年(平成23年4月)

鍼灸師等の卒後臨床研修制度をスタート。

2013年(平成25年3月)

財団法人赤門学志院の解散。
学校法人赤門宏志学院の設立が認可される。

2015年(平成27年2月)

文部科学省「職業実践専門課程」の認定を全学科で受ける

2017年(平成29年4月)

学校創立70周年を迎える

2018年(平成30年4月)

仙台赤門短期大学看護学科 開学(写真:校舎)

2018年(平成30年4月)

「東洋療法教育専攻科」から「臨床教育専攻科」へ学科名称変更

2020年(令和2年4月)

「柔道整復科」から「柔道整復医療科」へ学科名称変更

2021年(令和3年4月)

「鍼灸指圧科」から「鍼灸マッサージ東洋医療科」へ学科名称変更
「鍼灸科第二部」から「鍼灸医療科第二部」へ学科名称変更

2023年(令和5年4月)

校名を「赤門鍼灸柔整専門学校」から「仙台赤門医療専門学校」に改称。

2023年(令和5年4月)

坂本 正憲(学校法人赤門宏志学院 理事長)が旭日小綬章(教育事業発展の功績)を授与される。